京セラドキュメントソリューションズジャパン 小田急電鉄の下北沢駅窓口で字幕表示システムが本格稼働
京セラドキュメントソリューションズジャパン/小田急電鉄 2025年4月22日発表

京セラドキュメントソリューションズジャパンと小田急電鉄は、多言語対応をはじめ駅係員の窓口案内業務の質向上を目的に、京セラが開発した字幕表示システム「Cotopat」を小田急小田原線 下北沢駅(東京都世田谷区)東口改札の駅窓口に設置し、4月22日より本格運用を開始した。
箱根や江の島・鎌倉など、世界的な観光地を有する小田急沿線では、増加が続く訪日外国人旅行客へのコミュニケーションに課題を感じていた。新宿・小田原駅には、訪日客向けに多言語対応可能な駅係員が常駐する窓口を設けているが、昨今利用数が増加している下北沢駅では、対応に苦慮していた。
Cotopatは、音声をリアルタイムで認識し、双方の発話内容をそれぞれの言語でスクリーンに表示する字幕表示システムである。英語、中国語、韓国語など7種類の言語に翻訳可能で、訪日客と駅係員のスムーズな会話を実現する。また、会話の翻訳に加え、事前に登録した駅構内マップや動画なども会話に応じてスクリーンに図解表示することができ、問い合わせの内容に対し、よりスピーディーで、より分かりやすい案内が可能になる。さらに、スクリーンに表示される情報は、あわせて表示される二次元コードの読み取りにより、スマートフォンなどで情報を持ち出せ、お客が後から確認することが可能である。