コニカミノルタジャパン 空間の演出からデータ活用までを一気通貫 「BAUMX」を始動
コニカミノルタジャパン 2025年4月4日発表
コニカミノルタジャパンは、空間における体験価値を高めるため、データの活用からコミュニケーション設計、演出までを手掛ける新ブランド「BAUMX®(バウムクロス)」を立ち上げた。今回、2025年大阪・関西万博において、一般財団法人池坊華道会(以下、池坊)が主催する「いけばなの根源 池坊展―TRANSITION―」に協賛する形で、展示空間での人流・感性に関するデータの取得と分析を実施する。
■「BAUMX」が提供する価値
(1) 空間体験の効果をデータで可視化し、マーケティング施策を最適化
コニカミノルタ独自の画像解析技術と感性脳工学を融合した技術により、デザインに対する人の感性を可視化するソリューション「EXplainable感性®(EX感性)」に、位置情報データ等を用いた人流調査を掛け合わせることで、来場者が何に関心を持ち、それぞれのエリアでどのような印象を持ったかということを定量的に測定する。これらの収集したデータに外的要因や、認知心理学・行動経済学の観点も加味した「BAUMX」独自の分析とフィードバックを行い、最適なマーケティング戦略の策定につなげていく。これらの内容を今回、大阪・関西万博で開催される池坊の展示会場にて実施する。
(2) プラネタリウムなどのコニカミノルタが持つアセットを活用し、没入型体験を演出
コニカミノルタは長年培ってきたイメージング技術で、人々の「みたい」という想いに応えてきた。プラネタリウム事業で得たLEDドームディスプレイ技術によるコンテンツ企画、設計・構築、実施・運用力に、多岐にわたる空間デザインを手がけるコニカミノルタジャパンのクリエイティブ力とノウハウを組み合わせることで空間価値の最大化を図り、没入体験を創出する。これにより、参加者のまだ見ぬ感性に気づきを与え、社会全体へ新たな価値を波及させていくことを目指す。