キヤノンITS コード提案など生成AIを用いた新機能 「WebPerformer-NX」がバージョンアップ

キヤノンITソリューションズ 2025年3月26日発表


 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、利用者のさまざまなニーズに応じたサービスの構築を支援するプラットフォーム「WebPerformer-NX(ウェブパフォーマエヌエックス)」の新バージョンを、4月1日より提供開始する。生成AIを活用したコード提案でプログラミングをサポートする機能などを搭載し、業務のデジタル化に伴う構築の効率化と利便性向上を図る。

 今回のバージョンアップでは、新たに生成AIを用いた2つの機能を搭載する。業務のデジタル化を検討する中で、人手不足による効率化の必要性を抱える開発者にとって、強力な支援となるよう顧客の声をもとに開発した機能である。

■AIコード提案
 業務ロジックの拡張や外部サービスとの連携については、汎用言語であるJavaScriptの記述により、固有の強みを発揮できるシステムの実現が可能となる。今回のAIコード提案機能では、開発者が日本語でアプリケーションを動作させるための指示を記述すると、生成AIが要求内容のコードに加え、画面に設定された情報を考慮したコードを提案する。これにより、開発生産性が向上し、アプリケーション開発を効率よく進めることが可能になる。

■AIマニュアル
 効率的にマニュアル内の必要な情報にアクセスできる。マニュアルの検索が容易になり、スムーズにサービスを構築できる。