内田洋行・パワープレイス 「ウッドデザイン賞2024」ハートフルデザイン部門で林野庁長官賞(優秀賞)を受賞

内田洋行 2025年2月5日発表


 内田洋行とグループ会社であるパワープレイスが参画する「山のダイゴミプロジェクト」が、一般社団法人日本ウッドデザイン協会が主催する「ウッドデザイン賞2024」にて、林野庁長官賞を受賞した。
 そのほか、内田洋行グループは、「日本の木でできた家具」、「地域とデザインで繋がる木製屋台製作プロジェクト」がソーシャルデザイン部門にて入賞した。
 なお、「山のダイゴミプロジェクト」の受賞展示として、「無印良品 銀座」(東京都中央区)内のATELIER MUJI GINZA Gallery1・2にて1月31日から4月13日まで、企画展「山のダイゴミ展」を開催している。

■コミュニケーション分野 ハートフルデザイン部門 優秀賞(林野庁長官賞)受賞 「山のダイゴミプロジェクト」
 「山のダイゴミプロジェクト」は、ダイゴミプロジェクトチーム(東京都および宮崎県)、宮崎県、NPO法人宮崎文化本舗(宮崎県)、株式会社良品計画とともに受賞した。
 本プロジェクトは、宮崎県の森林産業関係者の協力のもと、森林産業の各過程で生まれる未利用材を活用したプロダクトの市場流通を目指すとともに、消費者向けに林業ツアーを実施することで、生産地(地域)と消費地(都市部)を繋げるプロジェクトである。未利用材を「ゴミ」と捉えず、工夫して上手にものづくりを行うことを醍醐味(ダイゴミ)として、デザイナーと地域プレイヤーが協働して100点以上の試作品を製作した。2022年度〜2025年度までの3カ年事業として宮崎県「森林産業イノベーション人材創出モデル事業」の採択を受け、実施している。内田洋行及びパワープレイスは、プロジェクト全体の企画・マネジメントやプロダクトの開発デザイン等を担当している。