コダック アラリス ジャパン 帳票を集約するサブスクサービス「CandS」に高性能スキャナーが採用
コダック アラリス ジャパン 2025年1月30日発表
コダック アラリス ジャパン(以下 コダックアラリス)は、ミライルが提供する帳票を集約するサブスクリプションサービス「CandS」に、コダックアラリスの高性能スキャナー「INfuse AX スキャナー」が採用されたと、1月30日に発表した。
これにより「CandS」利用者は、支店や店舗などの帳票を「INfuse AX スキャナー」でスキャンするだけで、クラウド経由で本部に集約でき、帳票集約にまつわる手間を大幅に削減することが可能になる。
現在、支店や店舗、工場など複数拠点を有する企業では、各拠点から本部に帳票を集約するのに郵送やFAXを使うケースが多く見られる。このため、郵送時には費用負担や紛失リスク、FAX送信時には画質の粗さや帳票の表裏や向きを揃える手間などが発生するほか、帳票集約後も漏れがないか確認するための作業が必要となる。コダックアラリスのスキャナーを導入することで、これらの課題解決が可能となった。
●高品質のイメージを手間なく提供
コダックアラリスが提供するスキャナーには、パーフェクトページテクノロジーという独自の技術が搭載されている。この技術は、スキャン時に斜めに置かれた書類を検出して自動的に真っすぐにイメージを補正したり、上下の向きが誤ってスキャンされても、活字の向きを自動で回転して正しい向きにイメージを出力する。そのほかにも、白紙ページの削除など、スキャン時の手間を削減する技術が搭載されている。
●スキャナーをネットワークに接続するだけで利用が可能
「CandS」に採用されている「INfuse AX スキャナー」は、PC接続やドライバーなどは不要で、社内のWi-FiやLANなどの通信環境があれば利用が可能である。そのため複数拠点で利用する場合の初期設定も、送付時に同梱された1枚のシートに印刷されたQRコードをスキャンするだけで完了する。
また、スキャナーの設定管理は、クラウド上にあるコダックアラリスの「IMS(INfuse Management Software)」で一括集中管理することができる。各拠点では何も作業が必要なく、設定変更のたびにエンジニアが現場に訪問する必要がない。
●高いセキュリティレベルによりデータを保護
INfuse AX スキャナーは、エンタープライズグレードのセキュリティ機能を備え、電子化されたデータは、データ信号とスキャナー制御の信号を分離するセキュアな転送により機密コンテンツを保護し、安全にクラウドへと送信される。