「スマートレシート」と「ベジチェック」を活用 豊橋市で生活者の野菜摂取量増加に向けた実証実験

ヤマナカ/東芝テック/東芝データ 2024年12月25日発表

 ヤマナカ、東芝テックおよび東芝データは、愛知県豊橋市およびカゴメと共同で、生活者の野菜摂取量増加に向けた実証実験を2025年1月11日から2025年2月28日まで豊橋市で実施する。本実証実験は、東芝データが豊橋市と締結している「豊橋市健幸なまちづくりパートナーシップ」の連携事業の一環である。

 豊橋市は、「健幸なまちづくり条例」を制定し、誰もが生涯にわたり健やかで幸せに暮らすことができる社会(健幸なまち)の実現を目指している。健幸なまちづくりの一つとして、豊橋市は市民に対して食生活改善に向けた取り組み、特に野菜摂取の啓発活動を実施しているが、啓発活動による効果を把握できていないという課題がある。
 そこで、ヤマナカ、東芝テックおよび東芝データは、豊橋市およびカゴメと共同で、東芝テックの電子レシートサービス「スマートレシート」とカゴメの推定野菜摂取量測定機器「ベジチェック」を活用し、野菜摂取啓発の効果を測定する実証実験を実施する。

【実証実験の概要】
《実施期間》 2025年1月11日(土)〜2025年2月28日(金)
《場所》 ヤマナカ 豊橋フランテ館(愛知県豊橋市)
《内容》
 野菜摂取の啓発活動として「野菜をもっと食べようキャンペーン」を実施し、その啓発効果を測定するために、「スマートレシート」と「ベジチェック」を利用した買い物客の会員属性や野菜購入量などと推定野菜摂取量との相関を分析する。
●「野菜をもっと食べようキャンペーン」
 上記実施期間内に2回以上「ベジチェック」で「スマートレシート」の会員バーコードを読み取り、推定野菜摂取量を測定した人の中から、抽選で10名にスマートレシートポイント2,025ptを進呈。
 上記実施期間内にヤマナカポイントカードと「スマートレシート」IDを連携した人全員にスマートレシートポイント100ptを進呈。
 実証実験終了後、アンケートに回答した方全員にスマートレシートポイント150ptを進呈。
《各社の役割》
 ヤマナカ=実証実験場所の提供
 東芝テック=「スマートレシート」を通じたキャンペーンの販促
 東芝データ=実証実験の企画・データ分析、「スマートレシート」データの提供
 豊橋市=野菜摂取啓発キャンペーンの主催
 カゴメ=「ベジチェック」を通じた野菜摂取の啓発、「ベジチェック」データの提供