OKI 全国の特別支援学校26校27教室を結んだ「合同遠隔社会見学」を支援

OKIワークウェル/OKI 2024年11月11日発表


 OKIグループの特例子会社であるOKIワークウェル(OWW)は11月1日、全国26校27教室の特別支援学校が共同で、児童・生徒354名を対象に実施した「合同遠隔社会見学」授業の運営を支援した。本見学会は、移動が困難で外出が難しい子どもたちに、ITを活用し「遠隔で社会を見学」してもらうことを目的とし、OWWは10年連続10回にわたりこの活動を支援しており、今回は過去最大の参加者数になった。

 記念すべき第10回目は、第1・2回目の見学地である香川県に所在する県立小豆島みんなの支援学校を発信校として、道の駅「小豆島オリーブ公園」を見学した。会の前半では中継場所の「小豆島オリーブ公園」から公園の概要やオリーブ記念館、オリーブの歴史を展示資料や文化的背景を交えながら紹介した。また、参加校の生徒からオリーブに関する質問があり、公園の担当者が回答した。会の後半では、香川県立小豆島みんなの支援学校の生徒たちと参加校との交流があった。香川県立小豆島みんなの支援学校の生徒たちが学習したことを発表したり、オリーブに関するクイズを発題したり、参加校からオリーブの種を活用したマラカスやビーンバッグなどのユニークな製作物について発表があり交流を深めた。

 OWWは、通勤困難な重度障がい者の在宅勤務雇用を推進しており、全国で81名の障がいのある社員が勤務をしている。障がい者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす取り組みとして、遠隔社会見学以外に特別支援学校の生徒を対象とした遠隔職場実習や出前授業も実施している。