東芝テック　全社タスクフォース「TEC AI Innovation Hub」を結成し生成AIの活用を促進

東芝テック　2024年10月31日発表

　東芝テックは、生成AIの活用を促進するため、全社タスクフォース「TEC AI Innovation Hub」を結成し、11月1日より活動を開始した。

　東芝テックは、「グローバルトップのソリューションパートナー」になることを目指し、企業変革に向けて生成AIの活用などによるオペレーションの合理化を進めてきた。今回、組織を横断して活動を統括する全社タスクフォース「TEC AI Innovation Hub」を組織することで、生成AI活用に関する情報と活動を一元管理し、効率的に展開することを可能にする。
　今後東芝テックグループは、生成AIの活用により、製品やサービスの企画・開発から販売・保守に至る業務の自動化や効率化を図る。また、AIの技術を取り入れた顧客向けサービスや効率的な作業提案を行う保守作業員向けAIチャットボットの開発などを進め、生産性の向上を目指す。

■全社タスクフォース「TEC AI Innovation Hub」の概要
　社内外から生成AI技術や活動に関する情報を取得し、効率よく展開可能な体制の強化、東芝テックグループ内WebポータルサイトおよびSNSからの情報発信、研修や勉強会を通じたAI人財の育成、生成AIの活用方法に関するグループ内のコンテストの開催などを行う。これらの活動を通して、生成AIツールの利用や業務特化型生成AIツールの開発などを促進し、AI技術やノウハウの蓄積および活用を通じて顧客向けサービスの向上に貢献する。