OKI 福島県「感働!ふくしま」プロジェクトに協力 初の「中学生向け出前講座」を実施

OKIデータMES/OKI 2024年10月10日発表


 OKIグループのプリンター製造会社であるOKIデータMES(ODMES)は、若い世代に福島県内の企業の魅力を伝える「感働!ふくしま」プロジェクトに協力し、10月4日、福島県立だて支援学校中学部2学年の生徒6名を対象に初の出前講座を開催した。

 ODMESはこれまで福島県内の小学生を対象に、出前授業や工場見学を実施してきたが、ODMESのものづくりの魅力を広く知ってもらうため、今年度から「感働!ふくしま」プロジェクトの一事業である福島県「小・中学生向け工場見学」の受入協力企業に登録を開始した。本事業は、福島県の基幹産業である製造業の工場に触れる機会を設けることで、ものづくりの魅力を伝えるとともに、地域企業へ関心をもってもらうことを目的としており、福島県内の小学校・中学校・特別支援学校(小中)約600校を参加対象としている。

出前講座の様子

 当日は、学校の作業室にODMESで生産しているカラーLEDラベルプリンター「PLAVI Pro1050」を持ち込み、プリンターの仕組みを学ぶ講座を実施。生徒たちには、初めに「PLAVI Pro1050」を組立てて完成するまでの動画を観ることで、目の前のプリンターがどのような部品や仕組みで成り立っているのか、イメージを掴んでもらった。次にビーズや下敷きなどの小道具を使用して、印刷がどのようにされているのかを疑似的に体験しながら学んでもらった。また、ロール紙に1台の電車のイラストを長尺印刷するデモを行い、最後に、事前に生徒が描いた絵を印刷したオリジナルのステッカーを贈呈して、本講座を締めくくった。
 本講座を通して、生徒たちの反応として、電車のイラストを長尺印刷するデモに興味を示す様子や、オリジナルのステッカーの贈呈に驚き、喜ぶ様子が見られた。参加した生徒からは、「体験が楽しかった」「プリンターの仕組みを知ることができて参考になった」などの感想が聞かれた。