リコー 「大田区企業人材活用支援プログラム」で最初のマッチングが成立
リコー 2024年7月26日発表
リコーは、東京都大田区と共同で立ち上げた「大田区企業人材活用支援プログラム」における最初のマッチングとして、同社の技術職の社員1名が株式会社フルハートジャパンに在籍出向したと、7月26日に発表した。
リコーは、2023年7月に、リコージャパンとともに、大田区とSDGsの推進に関する連携協定を締結した。本プログラムは、その連携協定に基づき立ち上げられたもので、企業間の人材交流を促し、区内企業の人材確保、経営基盤の強化等につなげていくことを目的としている。2024年5月からの2ヵ月の試用期間を経て、7月1日に正式出向となった。フルハートジャパンの國廣社長は、「外部からの経験豊富な人材を取り込み、新たなことに取り組んでいくことは中小企業にとって大事なことだと思います。」と期待を寄せている。
企業において人材不足が深刻化し、特に技術人材の確保が社会課題となるなか、受入先の区内企業としては、リコーの様々な職種・専門性を持った経験豊富な人材に即戦力として活躍してもらうことができ、経営基盤強化も期待できる。また、リコーとしては、社員に対する成長機会の提供や、第2のキャリア形成支援、社外ネットワークの構築につなげることを狙いとしている。