エプソン 会津にソリューション拠点「彩会ノ蔵 Epson Living Lab. AIZU」をオープン
セイコーエプソン 2024年7月24日発表
セイコーエプソン(以下 エプソン)は、持続可能な地域社会の実現を目指し、コミュニティと共に地域の課題解決に向けたアイデアやソリューションを創出するための拠点として、福島県会津若松市に「彩会ノ蔵 Epson Living Lab. AIZU」(さいかいのくら エプソンリビングラボあいづ、福島県会津若松市日新町12-9)を7月24日より開設した。
エプソンは、『「省・小・精」から生み出す価値で、人と地球を豊かに彩る』というパーパスのもと、エプソンの製品・技術などを活用し、地域経済や文化、産業振興への取り組みを推進している。2020年には会津若松市のスマートシティAiCTにオフィスを設立し、会津木綿や会津型など地域伝統文化の振興や教育現場におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進など、多岐にわたる地域活性化プロジェクトを展開してきた。
今回オープンした「彩会ノ蔵 Epson Living Lab. AIZU」は、市中心部で空き施設となっていた築100年を超える蔵をサステナブルにリノベーションしたものである。最新の商業用プリンター、プロジェクターなどエプソンの最新技術や製品を駆使して、地域の人々と共に新たなアイデアを創出する場となる。例えば、起業・開業に伴う相談や店舗シミュレーションに対する支援、地域で創出したデジタルサービスの体験など、会津地方の産・官・学と連携したさまざまな活動をおこなう。入館は無料で、地域の人々により近い目線で、自由にアクセスできる環境を整備した。会津地方のみならず全国の地方、地域社会を持続可能にする開かれた共創拠点となることを目指す。
「彩会ノ蔵 Epson Living Lab. AIZU」は、会津という歴史的な場所で新たな出会いと共に、街や暮らしを豊かに彩りたい、そんな願いを込めて名付けた。また、リビングラボは「Living(生活空間)」と「Lab(実験場所)」を組み合わせた言葉で、人々の生活空間の近くに置き、生活者視点に立った新たな価値を創出する「オープンイノベーション」を実践する場である。