インフォマートの「発注書AI-OCR(invox)」とネクスウェイの「FNX e-受信FAXサービス」が連携

インフォマート 2024年7月9日発表


 インフォマートは、同社がinvoxと協業して提供している、FAXやメール(PDF)で受け取った発注書をAIでデータ化する「発注書AI-OCR(invox)」が、TISインテックグループのネクスウェイが提供するFAX受信サービス「FNX e-受信FAXサービス」と連携したと、7月9日に発表した。

 本連携により、受信するFAXを「FNX e-受信FAXサービス」で仕分けし、「発注書AI-OCR(invox)」でデータ化、その受注データを、受発注業務をデジタル化するクラウドサービス「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」を介して、基幹システムに取り込むことができる。
 これにより、受注情報の仕分け・確認・入力・基幹システムへの連携までの一連の作業をデジタル化することで、ペーパーレスな受注業務フローの構築を可能にし、業務負荷を大幅に削減する。

「FNX e-受信FAXサービス」と「発注書AI-OCR(invox)」の連携イメージ

 製造業・卸売業における企業間商取引では、大企業やDXが進んでいる取引先以外とのやり取りは未だ紙やFAX等で行われており、業務対応の高速化、および業務効率化への対策が必要とされている。
 このような現状をふまえ、FAX受注業務における受注情報の仕分け・確認・入力・基幹システムへの取り込みまでの一連の作業をデジタル化し、業務負荷の大幅な削減、ペーパーレスな受注業務フローの構築を目指すべく今回の連携に至った。

■連携のメリット
・「FNX e-受信FAXサービス」で受信するFAXの中から仕分けした原稿を、「発注書AI-OCR(invox)」でデータ化するため、煩雑な入力業務による人的ミスの削減、および基幹システムまでの連携をスピーディーに処理できる。
・読み取ったデータを基幹システムの情報と突合するのでデータ精度が向上し、受注業務のペーパーレス化と業務効率化を実現できる。