コニカミノルタジャパン 領収書・伝票印刷を手掛けるヒィズ大阪にバリアブルソフトを導入

コニカミノルタジャパン 2024年6月26日発表


 コニカミノルタジャパンは、同社のバリアブルソフト「Variable Studio」が株式会社ヒィズ大阪に導入されたと、6月26日に発表した。

 ヒィズ大阪では「町の印刷会社」として、地元企業の名刺や領収書、伝票などのバリアブル印刷を活用した事業を展開しており、個別にナンバリングされた領収書や伝票を年間80万組印刷している。これまでもバリアブル印刷を処理するソフトウェアを使用していたが、ソフトウェアのサポートが終了したことから、新しいバリアブルソフトの導入を検討していた。また、以前のソフトウェア上では柔軟なデザインの変更ができず、印刷した紙全体の1/3もの廃棄が発生していた。これらのことから、ソフトウェアの入れ替えを検討し、「Variable Studio」の導入を決めた。

【評価されたポイント】
・クラウド型のため、常に最新の状態で、どの社員のPCでもサービスを利用できること
・印刷内容のプレビュー確認ができること
・データ処理スピードが速く、効率的に業務が進められること

 「Variable Studio」はクラウド型サービスである。デザイン制作でよく利用され、更新頻度が比 較的多いMac OSでも、常に最新の状態で快適にサービスを利用できる。ユーザー側でのバージョンアップの作業が不要であることや、どの社員のPCでも操作ができる点が、導入の決め手となった。
 印刷前のプレビュー確認や、柔軟なデザインが可能なことから、事前にミスを発見、修正できるようになり、課題となっていた紙の廃棄もなくすことができた。また、 従来のソフトウェアと比較して、データ生成や転送などの速度も向上した。
 これにより、約2ヵ月かかっていた納品スケジュールを約1ヵ月にまで短縮したほか、バリアブル印刷の安定した受注も実現した。