リコー 「RICOH Innovation Fund」を通じた第一号出資でアスエネと資本提携締結
リコー 2024年6月14日発表
リコーは、CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)ファンド「RICOH Innovation Fund」を通じた出資により、このたびアスエネ株式会社と資本提携契約を締結したと、6月14日に発表した。本ファンドにおいて、第一号出資となる。
なお、国内の販売会社であるリコージャパンは先行して、アスエネと2023年6月に業務提携を行い、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた顧客への運用改善による省エネ施策や、段階的な設備投資などの脱炭素経営に貢献できる提案を行ってきた。
これまでの協業関係を一層発展、強化する今回の資本提携により、長期的かつ深いパートナーシップを構築することで、顧客が求める脱炭素・循環型社会に向けた取り組みを加速させる。
具体的には、顧客のCO2排出量の見える化や削減量の把握、脱炭素に向けた実効性のあるロードマップの作成などを行うとともに、ロードマップに沿った再エネ電力をはじめ省エネ、創エネ、蓄エネの脱炭素ソリューションの提案、カーボンオフセット対応やサプライチェーン全体でのスコープ1〜3の報告・情報開示をワンストップで支援することが可能となる。本ソリューションにより、CO2排出量の表示や削減、再エネの導入や運用管理、サプライチェーンにおけるトレーサビリティなど、持続可能な社会を目指す上で新たに生まれるタスクの効率化を実現する。