東芝テックと東芝データ 「スマートレシート」により2023年度は約5,600万枚の紙レシートを削減
東芝テック/東芝データ 2024年4月22日発表
東芝テックと東芝データは、2023年度(1年間)に電子レシートサービス「スマートレシート」で発行された電子レシート枚数から、紙レシートの削減量を算出した。算出した結果、「スマートレシート」により、2023年度は約5,600万枚の紙レシートを削減したと、4月22日に発表した。
■紙レシート削減量にまつわる数字(長さ・金額・時間)(東芝テック・東芝データ調べ)
2023年度に「スマートレシート」で発行された電子レシートの枚数は約5,600万枚。この枚数に紙レシート1枚の平均の長さ(16cm)を掛けると、1年間の紙レシート削減全長は約8,960kmとなる。この距離は、日本の最北端である北海道稚内市からフランス・パリまでの距離(約8,815km)に相当する。
次に、全長約8,960kmを紙レシートロール1個の平均の長さ(63m)で割ると、紙レシートロール14万2,222個分となり、さらに紙レシートロール1個の平均価格(400円)を掛けると、1年間の紙レシートロール削減金額は約5,689万円となる。いつも何気なく手渡されている紙レシートも、積もり積もれば店舗側にとって大きなコスト負担となっていることが分かる。
最後に、紙レシートロール数の換算値(14万2,222個)に、店舗での紙レシートロール1個の平均交換時間(10秒)を掛けると、1年間に削減した紙レシートロール交換時間は約395時間となる。コスト同様、店舗側における交換の手間は、人件費にも大きく影響していることが分かる。