キヤノンMJ 文化庁認定「日本遺産」の魅力を映像コンテンツで発信する事業を実施

キヤノンマーケティングジャパン 2024年3月21日発表


 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、文化庁が認定する「日本遺産」のプロモーション事業を受託したと、3月21日に発表した。東大発の知識集団「QuizKnock(クイズノック)」とコラボレーションし、全国各地の日本遺産の魅力を、映像コンテンツを活用し発信することで地域活性化に貢献していく。

キヤノンMJ 文化庁認定「日本遺産」の魅力を映像コンテンツで発信する事業を実施
日本遺産クイズ動画イメージ

 日本国内では、これまで有形・無形の文化財は個別に指定され、保存・活用が行われてきた。しかし文化財には本来、歴史的経緯や地域の風土に根ざした伝承、風習など歴史的な背景が存在している。文化庁は、点として存在していた複数の文化財をつなげ、地域の歴史的魅力や特色を含めた日本の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定している。ストーリーを語る上で欠かせない魅力あふれる有形・無形の文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、地域の活性化を図ることを目的として2015年より認定を開始し、現在全国で104の日本遺産が認定されている。
 キヤノンMJは、こうした日本遺産への興味関心を高め、地域の活性化に寄与することを目的とした事業を実施する。これは文化庁委託事業「映像コンテンツを活用した日本遺産の魅力発信業務」を受託し行うものである。

 本事業では、東大発の知識集団「QuizKnock」とコラボレーションし、日本遺産に関するクイズ動画を企画・制作した。「QuizKnockと探すあなたのまちのSTORY」をコンセプトに、クイズ分野で日本トップクラスの人気を誇るQuizKnockが制作したクイズを通じて、日本遺産の深い魅力を楽しく伝える。動画は、文化庁YouTubeチャンネル「文化庁 bunkachannel」にて配信し、日本遺産ポータルサイト上にこの度開設した特設ウェブサイトからも見ることができる。本施策によりどれだけ興味関心を喚起できたかを確認するため、ウェブサイトや動画の視聴者数や閲覧ページ数、閲覧時間などの効果測定も実施し、文化庁に報告することで、日本遺産の継続的な認知度向上に寄与する。

【本事業の概要】
《内容》 インフルエンサーを起用した特設ウェブサイトおよび映像コンテンツの制作・配信
 東大発の知識集団「QuizKnock」が制作する日本遺産クイズに挑戦できる特設ウェブサイトを開設し、QuizKnockのメンバーが日本遺産に関するクイズに挑戦する動画を制作。インフルエンサーを通して、クイズで楽しく日本遺産のストーリーに触れてもらい、実際に現地にも足を運びたくなるようなトリビアとともにその魅力を紹介する。
《出演》 QuizKnock (須貝駿貴氏、東問氏、東言氏)
《特設ウェブサイト》 https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/lp/quiz/
《クイズ動画》 YouTube(文化庁 bunkachannel) https://youtu.be/twc-hbLqAdw