日本HP 大洞印刷がデジタル印刷サービスを2桁成長 ワークフロー管理「HP PrintOS Site Flow Pro」で業務拡大
日本HP 2024年1月18日発表
日本HPは、同社のデジタル印刷機のユーザーである大洞印刷が、受注から出荷までのワークフロー管理システムを導入し、デジタル印刷サービスの2桁成長を継続していると、1月18日に発表した。
1932年創業の大洞印刷は、「CHANGE CHALLENGE CREATIVE」という経営理念のもと製造業から印刷を使ったサービス業、プリントサービスプラットフォームの提供へと積極的に業務を拡大している。特殊印刷と加工に強みを持ち、2015年から「HP Indigo 30000 デジタル印刷機」と「HP Indigo 7900 デジタル印刷機」を活用してクリアファイルやパッケージなどの小ロット多品種製造を行っている。
2021年には生産性の向上と国内外からの受注拡大を目指し、受注から出荷までの製造ワークフローを管理するアプリケーション「HP PrintOS Site Flow Pro」を採用した。大量の小ロット印刷の受注をシステムで自動処理することで、短期間での製造や出荷が可能になり、デジタル印刷による売り上げが2021年から前年比で2桁の成長を続けている。2023年10月には「HP Indigo 15K HDデジタル印刷機」を増設し、より多くの需要に対応できるよう環境を整えた。
大洞印刷は、2023年9月に、フォトブック作成サービス「Photoback」を運営するコンテンツワークス株式会社を買収し、さらなる印刷サービスの拡充を目指している。