リコー 「TRIBUS 2023」統合ピッチコンテストを実施 社内外18企業・チームが決定
リコー 2023年10月20日発表
リコーは、スタートアップ企業や社内外の起業家の成長を支援して事業共創を目指す統合型アクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス) 2023」の統合ピッチコンテストを10月19日に開催し、本年度のプログラムに参加する社内起業家9チーム、スタートアップ企業9社を決定した。
5期目となる本年度は、「“RECONNECT #つなぐ #つなげる #つなぎなおす”」をテーマに、アクセラレータープログラムへ社内からは51件の応募があった。また、リコーグループ内から提示された過去最大となる7つの事業領域とその他領域でビジネスアイデアを広く募集し、社外からは132件の応募があった。社内外の審査者により選出された社内起業家チームとスタートアップ企業は、アクセラレータープログラム期間中、リコーグループ内外からのサポートを受け、ビジネスアイデアの検討や実証実験などを行う。また、スタートアップ企業にはリコーグループとの連携を支援する担当者(カタリスト)が伴走し活動を支援する。その成果は、2024年2月8日に予定しているInvestors Dayで発表される。
リコーの創業者である市村清は、理化学研究所から生まれたベンチャー企業としてリコーを創業し、その後も世の中にイノベーションをもたらす製品やサービスを数多く生み出した。その創業の精神に立ち返り、チャレンジする人の支援・育成、新規事業の創出を促進する文化のさらなる醸成を目指す。
【採択企業/チーム】(敬称略)
《スタートアップ企業》
■オングリットホールディングス株式会社/代表者 森川春菜
土木、建設業界に関するロボット、AI開発・自社開発ロボット、点検用特殊車両のレンタル及びサービスの提供
■株式会社アルダグラム/代表者 長濱光
世界中の建設現場の働き方を改革する現場DXサービス「KANNA(カンナ)」
■株式会社助太刀/代表者 我妻陽一
建設業20万のユーザーデータを活用した賃金形態、労働実態の解明による業界課題の解決とプロダクト進化
■株式会社CONOC/代表者 山口一
建設業のアナログな業務管理・書類管理・施工管理をDX化・業務効率化・生産性向上をクラウドサービスで実現
■株式会社Flooow/代表者 利光健一
個品QRを活用したインバウンド等の商品購入者の個別データに基づくマーケティング・CRMサービス
■株式会社PIJIN/代表者 高岡謙二
クラウド型多言語情報表示サービスQR Translatorの開発・販売
■株式会社スカイディスク/代表者 内村安里
計画立案業務の効率化、脱属人化、生産効率の改善を支援。業界初AIxSaaS搭載「最適ワークス」の提供
■株式会社RICOS/代表者 井原遊
独自AIモデルや最適化システム等を用いた製造業の設計業務の高度化/効率化
■amu株式会社/代表者 加藤広大
廃漁網を回収しアップサイクル。再生ナイロン素材「amuca」を提供。販売商品の再回収、再資源化を行いサーキュラーエコノミーを合わせて提供。
《社内起業家チーム》(社名は代表者の所属会社名)
■株式会社PFU/代表者 四禮光正
シニア人材に特化した就職支援事業
■リコーエレメックス株式会社/代表者 杉山忠司
知的障害児を笑顔にするモノ・コト創出事業
■リコーエレメックス株式会社/代表者 酒井隆敏
工場の人手不足対策事業
■株式会社リコー/代表者 塚原みな
エチオピア地方都市向け買物支援サービス
■リコーテクノロジーズ株式会社/代表者 武田謙郎
宇宙映像事業
■株式会社リコー/代表者 植平将嵩
生分解性包装を使った食品ロスのリサイクル
■リコーITソリューションズ株式会社/代表者 木田夕菜
忘れ物防止や持ち物管理の支援事業
■リコージャパン株式会社/代表者 三谷悠貴
フレイル期の高齢者に「できる」を提供する事業
■株式会社リコー/代表者 亀井謙二
ドローンの国家資格取得に向けた練習支援サービス
【今後のスケジュール】
アクセラレータープログラム期間 2023年11月上旬〜2024年2月上旬予定
Investors Day(成果発表会) 2024年2月8日