Sansan 「Eight」に新機能 スマートフォンで「タッチ名刺交換」

Sansan 2023年9月26日発表


 Sansanが提供する「Eight」は、スマートフォン同士をかざすだけで名刺交換が完了する新機能「タッチ名刺交換」を提供開始したと、9月26日に発表した。新機能のリリースにともない、ブランドロゴとアプリを一新し、キャリアプロフィール「Eight」から名刺アプリ「Eight」へとリニューアルした。Eightは、今回のリニューアルで、スマートフォン一つで名刺交換から名刺管理、名刺交換相手の異動や昇進、転職等の最新状況の把握まで対応できるようになる。

Sansan 「Eight」に新機能 スマートフォンで「タッチ名刺交換」

■リニューアルの背景
 近年、スマートフォンをかざすだけで名刺情報を読み取れるデジタル名刺の注目が高まっている。Sansanが行った名刺交換の実態調査では、約40%のビジネスパーソンがデジタル名刺の利用を検討しており、デジタル名刺への期待が高まっていることが明らかになった。
 今年5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことで、ビジネスパーソンの出会いの場がオンラインからオフラインに戻りつつある。Eightは、オフライン回帰の流れを受け、名刺交換から名刺管理までスマートフォン一つでできる、名刺アプリ「Eight」へとリニューアルする。

 今回のリニューアルでは、Eightユーザー同士がスマートフォンをかざすだけで名刺交換ができる新機能「タッチ名刺交換」をリリースする。新しいEightでは、名刺交換から名刺管理、名刺交換相手の異動や昇進、転職等の最新状況の把握までスマートフォン一つで完結することが可能である。

■新機能「タッチ名刺交換」について
・ タッチ名刺交換の概要

 タッチ名刺交換はEightユーザー同士がスマートフォンを近づけるだけで、瞬時にデジタル名刺の交換ができる新機能である。これまでEightの主軸の機能であった紙の名刺交換後の名刺管理にとどまらず、ビジネスパーソンの出会いのはじまりである名刺交換の体験そのものを進化させていく。なお、Eight非ユーザーとのデジタル名刺交換は、「QRコード」、「URLリンク」の機能で対応する。

・ イベントでのタッチ名刺交換の活用
 タッチ名刺交換は、ビジネスパーソンがオフラインで集まるあらゆる場面での活用を想定している。取引先との商談をはじめ、オフラインイベントやカンファレンス、懇親会や交流会での活用を推進していく。特に紙の名刺切れが発生しやすいオフラインのカンファレンスと親和性が高いとして、11月にEightが主催する「Climbers Startup JAPAN 2023」をはじめ、今後Eightが主催するカンファレンスでタッチ名刺交換の活用を推進する。また、株式会社ナノベーションなど複数社のイベント会社との連携が決まっており、オフラインイベントを通じてタッチ名刺交換の普及を図る。

・ デジタル名刺市場における独自性
 オフライン回帰の流れにともない、さまざまな企業がデジタル名刺のサービスをリリースしている。デジタル名刺市場においてタッチ名刺交換の特徴は、アプリで完結するため物理的なカードが不要なところである。またEightには、名刺管理機能とSNS機能が備わっているため、スマートフォン一つで名刺交換後の名刺管理、名刺交換相手の異動や昇進、転職等の最新状況の把握ができることが強みである。