エプソン販売 インクカートリッジの一部商品の仕様変更 電子部品入手困難で

エプソン販売 2023年9月14日発表


 エプソン販売は、インクカートリッジの一部商品で使用している電子部品の入手ができなくなり、継続生産が困難な状況となったため、2023年3月の変更に続き、インクカートリッジの一部仕様を変更し販売を継続すると、9月14日に発表した。
 今回、変更品は従来品からドライバー画面のインク残量に関するメッセージ内容が変更となる。また、印刷可能枚数が約4.6%減少するが、インクの参考価格を変更するため、1枚あたりの印刷コストは変わらない。

 今回仕様変更するのは、プリンター「SC-PX5V2」のインクカートリッジ79番 (竹)で、10月12日以降発売予定である。参考価格は、フォトブラックインクカートリッジ(単品)「ICBK79A1」が税込2,547円、9色パック「IC9CL79A1」が同2万1,720円。

■インク残量に関するメッセージの変更内容
 ドライバー画面(インク終了時の表示例)

《従来品》

インク残量が少なくなった時
「インクが少なくなりました」

インク残量が限界値に達した時
「インク残量が限界値を下回りました。」

《変更品》

インク残量が少なくなった時
表示なし

インク残量が限界値に達した時
「インクカートリッジを正しく認識できません。」