東芝テック 福井県立恐竜博物館内ミュージアムショップにRFID活用セルフレジを導入

東芝テック 2023年7月13日発表


 東芝テックは、7月14日にリニューアルオープンした福井県立恐竜博物館内のミュージアムショップ(運営:東急リゾーツ&ステイ)に、RFIDを活用したセルフレジを導入したと、7月13日に発表した。

 ミュージアムショップでは、特に夏季休暇など来場者が増える繁忙期においてレジが混雑し、会計に大きく時間を要するといった課題があった。
 東芝テックは、今回の施設リニューアルオープンに合わせて、RFIDを活用したセルフレジを導入した。このセルフレジは、消費者が商品を専用台に置いた時点から、RFタグが付いた商品を袋詰めする過程で自動読み取りを行うため、従来のように1品ごとにバーコードを読み取る手間がなくなり、会計スピードが格段に向上する。また将来的には、RFタグを活用した棚卸業務ソリューションを導入することにより、店舗側のさらなる業務効率改善を目指す。

■「RFIDを活用したセルフレジ」の主な特長
(1)スピーディーな会計
 店舗で取り扱う全ての商品にRFタグを取付け、RFID技術を利用したスピーディーな会計を実現する。
(2)什器の工夫
 消費者自身で袋詰めをしながらスムーズに商品登録を行える運用にし、レジ周りの什器を工夫した。

《会計の流れ》
 (1) 専用台に商品を置く(RFID読取)
 (2) ショップ袋のセット
 (3) 袋詰め(RFIDで商品点数の確認)
 (4) 会計