リコー 社内外起業家とスタートアップを支援 「TRIBUS 2023」のビジネスアイデア募集開始
リコー 2023年6月22日発表
リコーは、スタートアップ企業や社内外の起業家の成長を支援して事業共創を目指す統合型アクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス) 2023」において、スタートアップ企業からのビジネスアイデア募集を、6月22日から開始した。
本プログラムでは、採択されたスタートアップに対し、リコーグループのアセットを提供し、アイデアの実現や新たな価値創造を加速することを支援する。5期目となる本年度は、「“RECONNECT #つなぐ #つなげる #つなぎなおす”」をテーマに、リコーグループ内から提示された過去最大となる9つの事業領域とその他領域で、共創を希望するスタートアップを広く募集する。
また、今年度からは株式会社ユニッジが、TRIBUSの運営をサポートする。ユニッジは、株式会社ユーザベースのグループ企業で、国内最大級の新規事業開発支援実績を持つ株式会社アルファドライブの100%子会社である。アルファドライブが持つ新規事業開発のナレッジと、ユーザベースが提供するスタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」に蓄積された情報を活用し、TRIBUSの共創事業創出を支援する。
その他のアクセラレータープログラムとの連携に関しては、一昨年度から引き続き「Microsoft for Startups」、KDDIの「KDDI ∞ Labo(ムゲンラボ)」と連携し、本プログラムの参加チームを支援する。さらに、本年度からはNTT西日本のQUINTBRIDGE(クイントブリッジ)とTMIP(Tokyo Marunouchi Innovation Platform)との連携を開始する。
なお、6月1日には、神奈川県海老名市の「RICOH Future House」の1階に、イノベーションを生み出す社内外起業家との共創空間「TRIBUSスタジオ」をオープンした。オンラインだけでなく対面でのコミュニケーションを通して、イノベーションを生み出す活動を加速させる。
リコーの創業者である市村清氏は、理化学研究所から生まれたベンチャー企業としてリコーを創業し、その後も世の中にイノベーションをもたらす製品やサービスを数多く生み出した。その創業の精神に立ち返り、チャレンジする人の支援・育成、新規事業の創出を促進する文化のさらなる醸成を目指す。
【応募方法】
応募や募集項目の詳細については、以下のTRIBUS2023募集特設ページをご覧ください。
https://accelerator.ricoh/2023tribus/
【募集領域】
(1)世界最速のオンデマンド印字技術を活用したデジタルサービス事業の共創
(2)地域と企業のGreen×Digital
(3)アナログ×デジタル融合型の企業向けマーケティングサービスの共創
(4)シート状の物体を小型・高信頼でピッキングする機構の共創
(5)エッジIoTシステムを活用した新しいソリューション/アプリケーションの共創
(6)製造業のモノづくり現場での難課題を解決
(7)働く人の能力を最大限発揮し、いきいきとワクワクを作り出すDigital Buddyの共創
(8)建設現場ではたらく人の働き方の改革に向けた共創
(9)PFUの技術を活かした“はたらく”を変えるに貢献する新たな事業の共創
(10)その他、リコーグループのビジネス領域