DMM.make 3Dプリントが白色パーツが製造可能な「HP Jet Fusion 5420W」を増設

日本HP 2023年6月6日発表


 日本HPは、合同会社DMM.comが展開する3D造形サービスビューロー「DMM.make 3Dプリント」において、白色パーツの製造が可能な産業用3Dプリンティングソリューション「HP Jet Fusion 5420W 3Dプリンティングソリューション」をアジア太平洋地域で初導入したと、6月6日に発表した。

 「DMM.make 3Dプリント」は、「HP Jet Fusion 4200 3Dプリンティングソリューション」を2017年10月に導入し、試作品の造形、検証、最終製品の生産などのサービスを行っている。「DMM.make 3Dプリント」は、のべ20万人以上の登録会員数を有する国内最大級のサービスであり、需要の拡大に応えるため「HP Jet Fusion 5420W 3Dプリンティングソリューション」を石川県加賀市の加賀事業所内に増設した。

 「HP Jet Fusion 5420W 3Dプリンティングソリューション」は、高品質な白色パーツを安定的に製造する技術を備え、最終製品としての信頼性やパーツあたりのコスト削減など、HP Multi Jet Fusionプラットフォームのメリットを提供する。「DMM.make 3Dプリント」では、既存の「HP Jet Fusion 4200 3Dプリンティングソリューション」の高い生産性と精度を評価しており、今回導入した「HP Jet Fusion 5420W 3Dプリンティングソリューション」でも白色パーツが高い精度と生産性で造形できる点を期待している。白色パーツは、造形後の仕上げや着色が容易などの特長があるため、「DMM.make 3Dプリント」は、「HP Jet Fusion 5420W 3Dプリンティングソリューション」を、ますます多様化する顧客のニーズに応えるソリューションとして活用していく予定である。