キヤノンMJ 都立産技高専と産学連携協定を締結 サイバーセキュリティ人材育成を支援
キヤノンマーケティングジャパングループ(キヤノンMJグループ)は、東京都立産業技術高等専門学校(都立産技高専)との産学連携協定を締結し、サイバーセキュリティ人材育成の取り組みを開始すると、2月20日に発表した。
キヤノンMJグループがこれまで事業で培ってきた高い技術と知見をもとにした支援を行う事で、社会で活躍できる実践的な力を持った人材の育成と輩出に貢献する。
キヤノンMJグループは、「共生」の企業理念のもと、より良い社会の実現を目指すため、社会の要請や期待に応える活動の一環として社会貢献活動を実施している。その主な分野の一つである「教育・学術」において、キヤノンMJグループの事業で培った社内リソースを活かし、中長期的な視点で社会のニーズや課題にこたえるため、未来を担う世代の支援活動を行っている。
昨今、多くの企業や組織がDXを推進することでデジタル化が進み、サイバーセキュリティの重要性はより一層高まっている。しかし、それを担うセキュリティ人材が不足していることから、人材育成は喫緊の課題となっている。
このたびキヤノンMJグループは、ITセキュリティ事業で培った高度な技術や知見、セキュリティ人材育成のノウハウを用いて都立産技高専と連携することで、人材育成のスキーム構築や学生のキャリア形成などに活かす取り組みを開始する。具体的には、「サイバーセキュリティラボ」が主体となり、情報セキュリティ技術者やICTアーキテクト、情報アーキテクトなどの育成を中心に実施する。
本取り組みに際し、「サイバーセキュリティラボ」を管轄するキヤノンMJグループのキヤノンITソリューションズと都立産技高専は、先端ICT人材育成に関する産学連携協定を2月20日に締結した。
《先端ICT人材育成に関する産学連携協定に基づく協力事項》
•情報セキュリティ技術者育成に関すること
•ICTアーキテクト育成に関すること
•情報アーキテクト育成に関すること
•都立産技高専が実施するサイバーセキュリティTOKYO for Juniorに関すること
•都立産技高専が実施するICT基礎Lab. for Juniorに関すること
•都立産技高専が実施するICT教育及び情報セキュリティ教育に関すること