経済産業省が「Sansan 名刺メーカー」を導入 大阪・関西万博デザインの名刺作成に活用

 Sansanは、経済産業省が名刺作成サービス「Sansan 名刺メーカー」を導入したと、10月19日に発表した。経済産業省は、Sansan名刺メーカーを活用し、2025年に大阪で開催が予定されている2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に向けた名刺を作成する。また、2020年より導入している営業DXサービス「Sansan」上での名刺の発注や更新も可能となることから、省内職員のSansanの利用をさらに促進していく。

 経済産業省では、2025年に開催される大阪・関西万博に向け準備を進めている。その中で、開催までの期間や開催中における大阪・関西万博のPR活動やブランディング等、機運醸成の取り組みの一環として、大阪・関西万博デザインの名刺の活用を目指しており、効率良く名刺を作成し、省内職員に支給できるサービスの導入を検討していた。

 Sansan 名刺メーカーであれば、管理者が任意のデザインの名刺を作成し職員にオンライン上で一括支給できるほか、職員自身が発注申請をしたり、所属や肩書の変更の際に更新申請をしたりできることから、導入に至った。加えて、使い慣れたSansan上から各種申請が可能になることも、導入の後押しとなった。
オリジナルデザインの名刺をオンライン上で一括支給
 Sansan 名刺メーカーにより、名刺作成業務をオンライン上に集約できる。管理者は大阪・関西万博デザインの名刺をオンライン上で一括して職員5500名に支給できるようになる。また、オンライン上で管理していることから、デザイン変更も容易で、追加のコストもかからない。なお、支給された名刺は紙とオンラインの両方で活用が可能である。
Sansan上での名刺の発注や更新が可能に
 職員は、使い慣れているSansan上で名刺の発注や更新の申請が可能になる。必要なときに必要な分だけ名刺が発注でき、所属や肩書が変わった際にも申請することで職員自身が新しい名刺情報に更新できる。

 加えて、名刺の発注や更新の際にSansanにアクセスするため、Sansanを利用した人脈共有や情報収集の機会増加も期待される。経済産業省では、Sansanを導入して人脈を共有・見える化する環境を整えた結果、業務の生産性やパフォーマンス向上などの効果を得られていることから、Sansan 名刺メーカーの導入をきっかけに、さらなるSansanの利用浸透を図る。