東芝テック 視覚に頼らないデジタル複合機のUIで2022年度グッドデザイン賞受賞
東芝テックは、デジタル複合機のアプリケーションである「e-BRIDGE Plus for Voice Guidance」について、2022年度グッドデザイン賞を受賞したと、10月7日に発表した。
「e-BRIDGE Plus for Voice Guidance」とは、視覚障がい者が音声による操作ナビゲーションとシンプルなパネル操作指示により、視覚に頼らずにデジタル複合機を操作するためのアプリケーションである。開発には、同社の視覚障がいのある従業員とともにアイデアを抽出し、視覚障がい者が一般的に使用している機器の使い勝手と親和性のある操作方法を模索し、よりわかりやすく、親しみやすいUIを目指した。
【「e-BRIDGE Plus for Voice Guidance」の特長】
● 液晶画面の任意の場所を1回上にスワイプするとフォーカスが1つ上に移動するとともに、フォーカスされた機能が音声ガイダンスによって読み上げられる。
● 画面をダブルタップするとフォーカスされている機能が選択され、画面が遷移するとともに、遷移先の機能名や設定値が読み上げられる。
● 一度読み上げられたガイダンスをもう一度聞きたい時は、タップ操作で繰り返し聞くことができる。
《対応本体製品》
カラー複合機 : e-STUDIO 2020AC / 2525AC /3525AC/ 4525AC / 5525AC
モノクロ複合機 : e-STUDIO 2528A / 3528A / 4528A / 5528A