コニカミノルタジャパン Tableauのリセラーパートナー契約を締結 データ可視化支援を強化
コニカミノルタジャパンは、セールスフォース・ジャパンとリセラーパートナー契約を締結し、「Tableau (タブロー)」のライセンス販売を開始したと、7月12日に発表した。
【Tableauについて】
Tableauは、日々蓄積される購買データや顧客データなど様々なデータの可視化・分析を行い、経営の意思決定や業務課題の解決を実現するBIツール(ビジネスインテリジェンスツール)である。専門知識がなくても直感的なマウス操作によってデータを可視化し、誰もが理解しやすい形での分析やレポート作成ができる。
【コニカミノルタジャパンがTableauを提供する価値】
コニカミノルタジャパンでは、働き方改革のコンセプト「いいじかん設計」のもと、顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現を支援しており、マーケティングの分野においては市場認知から比較検討、購買、分析に至る各ステップでWebやITツールを活用した施策実行を支援している。
昨今、DXの取り組みの1つとして、購買データや顧客データなど企業活動を行う上で蓄積されるデータの活用への注目度が高まっている。しかし、データ分析スキルを保有した人材不足や、企業が持つ様々なデータを統合する環境の整備が難しいことが、社会課題となっている。
コニカミノルタジャパンでは、これまで社会課題への対応として、自社実践により培った分析ノウハウをもとに、Tableauを活用した「データ可視化支援(ダッシュボード作成)」のサービスを展開し、顧客の要望に合わせたTableauの継続的な運用や、データ活用による優良顧客育成の実現支援などを提供してきた。顧客が実現したいマーケティングの目的をヒアリングし、Tableauを活用して膨大な顧客データの効率的な分析手法の提案、サポートを行った結果、新たな施策検討・実行の実現に貢献した支援実績もある。
これらの実績をもとに、この度Tableauのリセラーパートナー契約を締結し、ライセンス提供を開始する。これにより、データ活用施策を検討する顧客のサポートを強化し、ライセンス提供からツールの活用支援までをワンストップで顧客に提供することで、顧客が抱くDXの取り組みハードルを下げ、マーケティング施策実行の加速化に貢献する。加えて、自社製品であるデータ統合プラットフォーム「カスタマージャーニーDMP」や小売業界向けAIデータ予測プラットフォーム「AIsee」でのデータ分析とあわせて、各種分析結果をTableauで可視化することで、データ分析サービスを包括的に提供する。