東芝テック 国際モダンホスピタルショウ2022に遠隔診療BOX出展

 東芝テックは、(株)オリバー、国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学、医療法人 五一六五 ナゴヤガーデンクリニック、AZAPA(株)、東芝、東芝インフラシステムズとの連携により「遠隔診療BOX」のコンセプトを考案し、「国際モダンホスピタルショウ2022」に出展するオリバーのブースにて展示すると、7月12日に発表した。「国際モダンホスピタルショウ2022」は、7月13日〜15日に東京ビッグサイト東2・3 ホールおよびオンライン展示を同時開催している。

東芝テック_遠隔診療BOXのコンセプト
遠隔診療BOXのコンセプト

 新型コロナウイルスの感染拡大により、新しい診察手段の1つとして「遠隔診療」の形が急速に広がっている。また、少子高齢化、医師の偏在化、医療費の高騰を受けて、「遠隔診療」の需要がますます高まっている。しかしながら「遠隔診療」は、個人でデバイスやシステムを用意しスマートフォン連携医療機器との接続・設定を行うプロセスや、自宅以外でのプライバシーを確保することなど多くの課題がある。
 今回展示する「遠隔診療BOX」は、これらの課題を解決するため、AIを活用した健康サポートアプリケーションや、各種デバイスをシームレスにつなぐIoTゲートウエイを備えたBOX型の診療設備を提供し、プライバシーに優れた快適な場所で各種デバイスを利用したPX(Patient Experience)豊かな診察を提案する。

【東芝テックの展示概要】
《期間》 2022年7月13日(水)〜15日(金)
《場所》 東京ビッグサイト 東展示棟 東2・3ホール
     「国際モダンホスピタルショウ2022」オリバーブース内、オンライン展示同時開催予定
《内容》
健康サポートアプリケーション
 疾病リスク予測と将来の健康状態をみえる化し、生活習慣改善を促進する東芝のAIを活用したアプリケーション。将来的には、ストレスチェック機能により高ストレスの従業員を検知し、メンタルヘルスの不調を未然に防ぐ機能、従業員の健康情報(健康診断の結果等)を管理することで、保健指導・産業医面談等のアフターケアに繋げる機能も搭載予定。
「遠隔診療BOX」内の各種センサーをシームレスに繋ぐIoTゲートウェイとIoTクラウド
 多様な医療機器との接続に対応し、診療に必要なバイタルデータを取得しIoTクラウドへ送信。そのデータをセキュアに管理し、診察のためにダッシュボード表示でみえる化。さらに統計的データ処理やデータ活用を支援。