エプソン 塩尻事業所が労働無災害3550万時間継続で厚生労働省より表彰
セイコーエプソン(エプソン)は、厚生労働省長野労働局より、塩尻事業所の労働無災害が評価され、長野県では22年ぶりとなる第5種無災害記録として6月30日に表彰されたと、同日発表した。
労働無災害とは、業務上の休業災害などの労働災害が発生していない状況を指し、無災害記録は、労働無災害が一定期間継続した事業所に対して厚生労働省が表彰する制度である。なかでも第5種無災害記録は、無災害記録の中で最も長期にわたり労働無災害が継続した事業所に授与されるもので、塩尻事業所の業種・規模の場合、連続3550万時間の労働無災害を実現する必要がある。
同事業所は、エプソン塩尻事業所として操業を開始した1990年9月1日を起算日として、2021年7月29日に連続3550万時間の労働無災害を達成し、長野労働局および松本労働基準監督署の審査を踏まえ、今回の表彰に至った。
エプソンの安全主管部門である安全企画部の中本年文部長は、「当社は、『安全・健康・コンプライアンスは業績に優先する』を念頭に、安全衛生環境の維持向上と心身の健康保持増進が企業体質の根幹をなすものと考え、グループすべての働く人が安心して活き活きと働けるよう、グローバルな労働安全衛生活動を行っています。今回の長年にわたる無災害も、こうした成果のあらわれであると考えています。」と述べている。
【セイコーエプソン株式会社 塩尻事業所の概要】
《住所》 長野県塩尻市塩尻町 390
《事業》 ウオッチの開発・製造
《従業員数》 約550名
《無災害記録の起算日》 1990年9月1日