コニカミノルタ 欧州のバーチャルショールームがドイツイノベーションアワードを受賞
コニカミノルタは、欧州地域の統括販売会社Konica Minolta Business Solutions Europe GmbH(本社=ドイツ ランゲンハーゲン、以下 コニカミノルタヨーロッパ)と、LINIENFLUG Design GmbH(本社=ドイツ ハノーバー、以下 リーニエンフルークデザイン)が、プロフェッショナルプリント事業におけるバーチャルショールームプラットフォームについて、ドイツで権威のあるイノベーションアワード2022を受賞したと、6月14日に発表した。
バーチャルショールームプラットフォームは、顧客のリアル体験を実現するために、リーニエンフルークデザインが開発した最新のゲーム技術を応用した革新的なBtoBの販促ツールである。
コニカミノルタヨーロッパのホームページからアクセスし、顧客はコニカミノルタの営業担当者とともに、商業用印刷のショールームのWebベースの3Dバーチャルツアーに参加し、仮想空間を自由に動き、リアリティーのある製品をバーチャルで体験することができる。プリントサンプルのギャラリーや動画コンテンツを視聴し、実際のマシンの動きやアニメーションによる内部の紙の流れのデモをはじめ、目的のデジタル印刷システムに関する詳細なプレゼンテーションを受けられる。
コニカミノルタヨーロッパは、感染拡大で顧客との対面の商談が困難な中、ネット上でのバーチャルプレゼンテーションやデモンストレーションという、ニューノーマル(新常態)の時代を見据えた新しい商談手法を2020年に立ち上げた。これまでに、バーチャルショールームを通して平均1日3回、合計1,200回を超える顧客商談や製品紹介が行われ、販売に貢献している。
【ドイツイノベーションアワードについて】
350以上の企業が加盟するドイツデザイン評議会(German Design Council)が主催し、「独創性、実行力、有効性」を通じて産業を進化させる、優れた技術革新を表彰している。審査委員は、技術、デジタル、科学の専門分野の垣根を越え、協会、機関から独立した専門家で構成されている。本年は640作品が応募した。