コニカミノルタジャパン オンラインマニュアルサービスに承認フロー機能追加

 コニカミノルタジャパンは、オンラインマニュアルサービス「COCOMITE(ココミテ)」において、マニュアルの更新履歴(バージョン)管理とマニュアル公開時の社内承認を効率化する「承認フロー機能」を拡充したと、5月31日に発表した。
 「COCOMITE」は、コニカミノルタが提供する、オンラインマニュアル作成・運用サービスである。いつでも・どこでも・誰とでも共有できるため、働く現場において業務効率化・生産性やサービス向上の実現が可能である。
 製造業をはじめとした品質マネジメントシステムISO9000シリーズに準拠している企業においては、業務マニュアルの作成・運用・管理も監査の対象となり、マニュアルの更新・承認の履歴管理が必要である。これまでマニュアル公開時には「COCOMITE」で作成したマニュアルを印刷し、別途紙で用意した承認書に押印したうえで保管する運用となっており、対応工数の増加が課題となっていた。
 今回新たに「承認フロー機能」を拡充することで、「COCOMITE」上で承認作業を実行でき、いつ誰が更新・承認を行ったかも確認、管理できるようになった。承認作業のためだけにオフィスへ出社する必要がなくなり、場所や時間にとらわれず承認作業を実行できる。これにより、マニュアル公開時の承認フローや監査対応のペーパーレス化を実現し、対応工数の削減に貢献する。

承認フロー機能
 マニュアルの公開時に、承認者を設定し承認フローを実行できる。承認者がマニュアルを確認し、承認をするとマニュアルが公開される。
 承認後は、変更履歴にバージョン・作成者・更新日・更新メモ(任意)に加え、承認者・承認日時も記載される。