スタディラボとエプソン  “塾と子ども部屋をつなげる”学習サービス 6月実証開始

 学習塾向けICTコンテンツを運営販売する(株)スタディラボは、セイコーエプソン(エプソン)とのオープンイノベーションにより、家庭学習もサポートする塾向け学習支援サービス「StudyOne(スタディワン)」を開発したと、5月26日に発表した。
 「StudyOne」は、スタディラボが持つLMS(学習管理システム:Learning Management System)と、エプソンが持つ遠隔印刷・スキャン技術を組み合わせて、デジタルと紙を融合させた家庭学習をデザインできるサービスである。
 例えば、オンラインでの授業後、すぐに課題を遠隔印刷し、解答を遠隔スキャンで提出することで、子ども部屋と学習塾をつなぐことが可能である。
 さらに、紙教材の課題提出までのやりとりをLMSによって記録することで、先生が生徒の学習過程全体を把握でき、生徒一人ひとりに合わせた学習指導を行う環境を提供する。
 StudyOneは、6月から実証を開始する。