Sansan Eightのカード型デジタル名刺が「Akerun入退室管理システム」と連携
Sansan 2025年3月12日発表
Sansanの名刺アプリ「Eight」が提供するカード型デジタル名刺「My Eight Card」は、Photosynth社の「Akerun入退室管理システム」との連携を開始した。
本連携により、My Eight Cardは名刺としての機能に加え、Akerunを施錠・解錠するスマートキーとしても利用可能になる。「名刺」と「オフィスの鍵」を一枚にまとめることで、ビジネスパーソンの効率的かつスマートな働き方をサポートする。

Eightでは、紙に頼らない「デジタル名刺」の普及を進め、効率的でスマートな名刺交換を後押ししてきた。その一環として提供しているMy Eight Cardは、NFCチップを内蔵したカード型のデジタル名刺である。相手のスマートフォンをかざしてもらうだけで、Eightに登録された名刺情報をスムーズに渡すことができる。1枚あれば何度でも名刺交換が可能なため、名刺忘れや名刺切れの心配がなく、あらゆるビジネスシーンで貴重な出会いをビジネスチャンスにつなげることができる。
このMy Eight Cardの活用シーンをさらに広げ、ビジネスパーソンの効率的な働き方を支援するため、多くのオフィスで導入されているクラウド型入退室管理システム「Akerun」との連携を開始した。Akerunは、既存の扉に後付けできるクラウド型IoTサービスで、累計7,000社以上の企業に導入されている。ICカードやスマートフォンでの施錠・解錠が可能なほか、クラウドを活用した鍵の権限管理や入退室管理によってセキュリティ強化を実現する。両サービスの連携により、業務で日々利用する「名刺」と「オフィスの鍵」をデジタル化するとともに、その機能を1枚のMy Eight Cardに統合することで、より便利でスマートな体験を提供する。
今回の連携により、Akerunを利用している企業の従業員は、Eightアカウントを作成してMy Eight Cardに情報を登録することで本機能を活用できるようになる。オフィスの管理者は、AkerunのWeb管理ツールを使用し、従業員のMy Eight Cardをスマートキーとして登録する。登録が完了したMy Eight Cardは、デジタル名刺として活用できるとともに、AkerunのICカードリーダーにかざすだけで、オフィスの施錠・解錠が可能になり、また従業員の入退室の履歴やログも記録できる。退職や異動が発生した際にも、AkerunのWeb管理ツールから簡単にスマートキーの登録変更・削除ができる。