シャープ UTM機能を搭載した「COCORO OFFICEサーバー」を発売

シャープ 2025年1月30日発表


 シャープは、同社スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」に対応したCOCORO OFFICEサーバー「BP-X2STシリーズ」に、UTM(統合脅威管理)機能を搭載した「COCORO OFFICEサーバーG2 UTM機能搭載パック」を、2月下旬以降に発売する。

UTM機能(イメージ)

 近年、サイバー攻撃は巧妙化しており、情報漏洩などの被害は深刻さを増している。ランサムウェアによる被害の約6割は中小企業が受けている状況にあり、専任のIT管理者がいない中小規模の企業などにおけるセキュリティ対策の強化は、喫緊の課題となっている。
 COCORO OFFICEサーバー「BP-X2STシリーズ」は、2TB/4TB/8TBの3モデルをラインアップ。高速な全文ファイル検索機能や外出先からのリモートアクセスが可能で、2024年3月の発売以来、多くの企業に導入されている。今回、本サーバーにUTM機能をアドオンし、ネットワークセキュリティ対策機能を兼ね備えた「COCORO OFFICEサーバーG2 UTM機能搭載パック」を商品化した。「ファイアウォール」、「IPS(侵入防御システム)」、「アンチウイルス」などを搭載し、外部からの不正アクセスやマルウェア感染による内部からの情報漏洩などへの対策が可能である。COCORO OFFICE専用IDや設置・設定サービス、オンサイト保守なども合わせてパッケージで提供。中小企業や小規模オフィスなどのDXとセキュリティ対策を本機1台でサポートする。

COCORO OFFICEサーバー「BP-X2STシリーズ」

■ 主な特長
(1)「COCORO OFFICEサーバー」に、「ファイアウォール」、「IPS」、「アンチウイルス」などのUTM機能をアドオンし、ネットワークセキュリティ対策機能を搭載
(2)専用IDや設置・設定サービス、オンサイト保守なども合わせて、オフィスのDXとセキュリティ対策を支援