大塚商会 業界初の「Bi-Fuel LPガス電源車」を発売
大塚商会 2025年1月29日発表
大塚商会は、業界初となる「Bi-Fuel LPガス電源車」を発売予定であると、1月29日に発表した。
本車両は、トヨタハイエースをベース車としており、走行時にLPガスとガソリンの両方を利用可能なバイフューエルシステムを採用した。また、LPガス専用で稼働する発電機を搭載しており、クリーンで安定した電力供給が可能である。
本車両は、災害時の移動型発電機としての活用だけでなく、アウトドア活動、移動型ビジネス活用など、フェーズフリーモデル車としての特徴を装備することで、多用途に活躍できる新しいモビリティソリューションである。
普通免許で運転可能なハイエースの高い機動性と耐久性を活かしながら、環境性能と実用性を両立し、ガソリンが枯渇した場合でも、LPガスで走行できるハイブリット車でもある。
また、緊急時は発電機を利用し、スターリンク(衛生回線)と連携することで、無線通信が可能になる。自治体や企業が導入することで、平時は通常の電源車として利用し、万が一の災害時においては、発電機として必要な場所に移動して活用するなど、住民や地域の安心・安全を守るための防災設備の役割も担う。