富士フイルムBI 5色印刷可能なミドルレンジ プロダクションプリンター発売
富士フイルムビジネスイノベーション 2024年12月12日発表
富士フイルムビジネスイノベーション(富士フイルムBI)は、プロダクションプリンター「Revoria Press」シリーズのミドルレンジモデルの新商品として、CMYKの4色トナーに加え特殊トナーを搭載し、1パスで5色印刷を可能にした「Revoria Press EC2100S」「Revoria Press SC285S」を国内では2025年1月20日から、欧州・北米・アジアパシフィック地域などワールドワイドでは同日以降順次発売する。また、CMYK4色印刷モデルの「Revoria Press EC2100」「Revoria Press SC285」も同時に発売する。新商品は、いずれもコンパクトなマシンサイズで高い印刷品質を保ちながら、高速印刷が可能である。
新製品「EC2100S」「SC285S」は、特殊トナーがもたらす多彩で訴求力のある色表現で印刷物の付加価値を高める。主に印刷業などプロ市場での利用が想定される「EC2100S」「EC2100」は毎分100ページ、企業内での設置やオフィスユースとして活用できる「SC285S」「SC285」は毎分85ページの印刷速度を実現。いずれも新開発の縦型現像技術により、コンパクトなマシンサイズでありながら「Revoria Press」シリーズのフラッグシップモデル「PC1120」の特長である高画質な印刷を可能にする技術も採用している。
また新製品は、印刷速度を落とすことなく、52g/㎡の薄紙から400g/㎡の厚紙までの用紙への印刷が可能。加えて、用紙サイズ90×146mmから最大330×1,300mmまでの長尺用紙にも印刷できるため、様々な印刷ジョブに対して高い生産性を発揮する。
さらに、印刷中の色変動や表裏ズレを検知する「スマートモニタリングゲートD1」の接続により、リアルタイムに自動で用紙補正を行い、生産性を損なうことなく高い印刷品質を維持できる。カタログやマニュアル、販促物などの多品種・小ロット・短納期での作業が求められる場合でも、クオリティーが高い印刷物を迅速に仕上げることが可能である。