リコー PCやスマホからデジタルサイネージを視聴できるサービスを提供開始
リコー 2024年12月4日発表
リコーは、クラウド型サイネージ配信サービス「RICOH Digital Signage(リコーデジタルサイネージ)」の新サービスとして、PCやスマートフォンからデジタルサイネージを視聴できるバーチャルサイネージサービスの提供を、12月11日より開始する。

近年、ハイブリッドワークが普及するにつれ、企業内の情報共有の在り方が大きく変化している。オフィス内でのデジタルサイネージは、社内情報や最新ニュースの共有手段として多くの企業で活用されているが、在宅勤務中や外出中の社員に対して同等の情報を届けることが困難で、情報の平準化が課題となっている。
新サービスを導入することで、社員がPCやスマートフォンなどの個人の端末から、デジタルサイネージを視聴することができるようになる。バーチャルサイネージ用のURLを、任意のWebサイトに埋め込むことで配信設定が可能で、例えば社内ポータルサイトにバーチャルサイネージを埋め込むだけで、既存のポータルサイトやデジタルサイネージコンテンツを活用し情報を共有できる。また、バーチャルサイネージのコンテンツから特定のページへ遷移し、詳細を確認することも可能である。オフィスに設置するデジタルサイネージと同じ管理画面で配信設定ができるため、管理者に業務負荷をかけることなく、コンテンツの更新作業が容易に行える。なお、本サービスに使用されている、オフィス内でのデジタルサイネージに加えて社員個人の端末からデジタルサイネージを視聴することができる技術は特許出願中である。
新サービスは、国内市場において販売・サポートを担うリコージャパンが提案するワークスタイルのコンセプトである「RICOH Smart Huddle」を構成するサービスで、「好きな場所で快適に働ける」環境構築を支援し、働く場所にとらわれない社内情報の平準化を実現する。