東芝テック　事務用コンピュータ「事務コン SJ-9500」を発売

東芝テック　2024年11月8日発表

　東芝テックは、幅広い業種・業務に利用可能な省スペースタイプの事務用コンピュータ「事務コン SJ-9500」を11月8日に発売した。

　東芝テックは1982年以来、幅広い業種における業務効率化を目指し、各種伝票や元帳印刷のほか、棚卸、受発注、見積、財務などの業務、工事原価管理やマニフェスト管理、産業廃棄物処理などをサポートする事務用コンピュータ「事務コン」シリーズを販売している。
　今回新たに発売する「事務コン SJ-9500」は、「簡単で使いやすい」という「事務コン」シリーズの特長を継承しつつ、SSDの搭載やメモリ容量の拡大によりパフォーマンスと利便性を向上している。
　外観は白と黒を基調にスッキリと見えるデザインに変更し、用紙セット時の紙の視認性を高め、専用キーボードは未使用時に本体へ立てかけることで、省スペース化を実現する。

■「事務コン SJ-9500」の特長
（１）省スペースを可能にした一体型
　制御部、表示部、プリンター部を一体型にしたことで省スペース化を実現し、幅広い業種・業態の現場への適用が期待できる。
（２）使いやすさを考えた便利な機能
　ディスプレイにはタッチパネルを搭載することで、タッチキーボードやテンキー入力、タッチペンによる手書き入力を可能にし、キーボードの操作が苦手な人でも簡単に入力作業ができる。在庫の発注点割れなどの特定の条件に該当した際はお知らせが表示される機能や、重要な業務のリマインダ機能により、業務効率化とヒューマンエラーの防止に寄与する。
（３）安全性・保全性を高める各種機能
　業務で使用するためのSSDに加えバックアップ用のSSDを搭載しているほか、停電発生後でも3分間操作が可能な内蔵バッテリーや数日前のデータの状態まで遡ることが可能な世代管理機能など、安全性や保全性を高める機能が備わっている。さらに、BCP(事業継続計画)対策として自動オンラインバックアップ機能もオプションで用意している。
（４）お客様の業務内容に適したプログラムのカスタマイズ
　東芝テックの独自技術「STEPLAN」により、顧客の業種や業務に合わせてプログラムを柔軟に、かつ短納期でカスタマイズができる。取引先の指定伝票や市販の既製伝票などの書式にも対応する。
（５）周辺機器との接続
　複数台の事務コンをLAN接続することにより、データの一元管理や繁忙時の一斉操作が可能である。レシートプリンター、バーコードプリンター、ハンディーターミナル、複合機などとの接続による拡張性も備えている。外付モニターに接続して表計算ソフトなどの画面を確認しながらの操作も可能である。