東芝デジタルソリューションズ AI搭載の中小企業向けリスキリング・プラットフォームを提供開始

東芝デジタルソリューションズ 2024年10月28日発表


 東芝デジタルソリューションズは、中小企業向けリスキリング・プラットフォーム「Generalist e-University」の提供を10月28日から開始した。

 「Generalist e-University」は、AIによるレコメンド機能により、従業員一人一人のレベルに合ったパーソナライズされた教育を実現するとともに、ポイント制を採用することで、教育担当者や従業員が必要な教育コンテンツを柔軟に利用することができる。

東芝デジタルソリューションズ Generalist e-Universityの特長
Generalist e-Universityの特長

■「Generalist e-University」の主な特長
(1)AIを活用したレコメンド機能

 「Generalist e-University」では、学習者が学びたい内容を検索する際に、東芝デジタルソリューションズや同社以外が提供している中小企業にニーズの高いITスキルやマネジメント、DXなど700種以上の教育コンテンツの中から、キーワード検索、類似検索、AIレコメンド検索の3つの検索モードが選択可能である。中でも、AIレコメンド検索は、学習者が具体的に受講すべき教育がわからなくても、例えば「〇〇が苦手」、「プレゼンがうまくなりたい」、「営業で活躍できるようになりたい」といったように、克服したいこと、目標やできるようになりたいことを入力して検索すると、東芝グループ独自のAI技術とマイクロソフトの「Azure OpenAI Service」の活用により、学習者の属性やそれまでの受講履歴などに基づいて一人一人に最適な教育コンテンツをレコメンドする。

(2)ポイント制の採用
 一般的なeラーニングシステムでは、企業の教育担当者が教育を受講させたい従業員の人数や教育コンテンツ数に合わせてパッケージとして費用を支払うことが多くなっている。それに対してポイント制では、企業の教育担当者が一定のポイントを購入し、教育コンテンツの利用の都度、このポイントを利用する。ポイントは企業の教育担当者が利用することも可能だが、従業員に対して配布することも可能で、学習者となる従業員自身が自由に必要な教育コンテンツのみを利用できる。月額2万円からとなるサービス利用料と、初回のポイント購入1万2,000円(100ポイント)で利用開始でき、以降は、毎月のサービス利用料と必要に応じて追加で購入するポイント費用で利用できる。必要なポイント分だけチャージ(追加購入)すれば良いので、限られた予算を効率的に活用できる。