キヤノン 高品質・高生産性とセキュリティーを両立 広幅デジタル複合機発売
キヤノンMJ/キヤノンPPS 2024年9月6日発表
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)とキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(キヤノンPPS)は、製造・建築・印刷関連企業や官公庁向けに、広幅デジタルモノクロ複合機のベーシックモデル「plotWAVE T30/T35」とミドルレンジモデル「plotWAVE T50/T55」、広幅デジタルカラー複合機のベーシックモデル「colorWAVE T60」を、9月6日より発売した。
建築・製造・印刷関連企業、官公庁では、高度な機能を持つ製品・システムの増加に伴い、複雑で高密度化された図面などを制作する業務が増えている。また、製品やシステムの設計に関する機密情報を含む大判図面データの印刷には、セキュアな印刷環境が必要とされている。一方で、生産年齢人口減少などの社会的背景を受け、印刷現場においても労働力不足による生産性向上が課題となっている。
こうしたニーズに応えるため、このたび、高品質・高生産性と高度なセキュリティーを兼ね備えた、広幅デジタルモノクロ 複合機「plotWAVE T30/T35/T50/T55」と、広幅デジタルカラー複合機の新製品「colorWAVE T60」を発売した。
5機種すべてにキヤノン独自開発の印刷技術を搭載していることにより、忠実な再現が可能で高品質なプリントを実現する。また、統合印刷セキュリティーテクノロジーの搭載により、不正アクセスの防止やハッキング対策などプリントワークフロー全体を統合的に保護する。
「plotWAVE T50/T55」と「colorWAVE T60」は、新たにメディア残量表示機能を搭載した。印刷ジョブを開始する前にメディアの残量が十分にあるか確認できるため、メディア不足によるジョブの中断を防ぎ、印刷工程の生産性向上に貢献する。
また、プリンター上部にユーザーアテンションライトを搭載し、プリンターの遠くにいても状態を把握しやすくなったことで、エラーの早期発見と対処が可能になり、業務効率化を支援する。
さらに、「plotWAVE T30/T35/T50/T55」のトナーボトルには、リサイクル可能な素材を平均50%使用しており環境負荷の低減にも貢献している。