ぐるなびとエプソン 飲食店に大画面メディア 企業や自治体の情報発信に
ぐるなび/エプソン販売 2024年8月28日発表
ぐるなびおよびエプソン販売(以下エプソン)は、初の共同事業として、飲食店を五感に響くメディアとして活用する新サービス「ミセメディア」を開発したと、8月28日に発表した。新サービスは、10月1日より開始する。
ぐるなびは、これまでの消費行動に大きな変化をもたらしたコロナ禍を経て、飲食店の売上拡大や顧客づくりに貢献する新規サービスの創出を検討してきた。一方、エプソンは、顧客の困りごとを起点とした新しいビジネスモデルの開発を行ってきた。こうした両社の意図が合致し、飲食店を企業や自治体にとって新しい情報発信の場とすべく、共創を開始した。
「ミセメディア」は、飲食店内にプロジェクターなどの大型ディスプレイを設置し、大画面の映像によって視覚に訴え、接客や提供メニューまで展開可能な来店客の五感に訴える体験型の新しいメディアである。昨今、検索履歴やクリック履歴などを分析して情報が取捨選択されるフィルターバブル現象により新規顧客への情報伝達が課題となっている。また、街中での試食の機会や地域の特産品等の魅力を伝えるリアルの体験機会の減少が見受けられる。こうした企業・自治体がプロモーションを実施する上での課題を「ミセメディア」が解決する。