リコー LIFORK秋葉原に次世代会議空間「RICOH PRISM」を設置 生成AIも活用
リコー 2024年8月28日発表
リコーは、NTT都市開発と共同で、LIFORK秋葉原(東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX4階)にリコーが開発した次世代会議室「RICOH PRISM(リコー プリズム)」を実装し、実証実験を開始する。
LIFORK秋葉原は、NTT都市開発が運営する、自分らしいワークスタイル&ライフスタイルの実現をサポートするシェアスペースである。今回の「RICOH PRISM」の導入は、ハイブリッドワークや多様な働き方の選択肢がある中で、オフィスに出社する価値・目的として「チーム力や創造力を高めるコミュニケーションが活発化する場所」としての価値を検証する機会と捉えている。「RICOH PRISM」に関しては、8月28日から予約受付を開始しており、2024年10月1日から一般の顧客向けにもオープンする。
「RICOH PRISM」は、チームの創造力を高めるための次世代会議空間である。会議を円滑に進めるオートファシリテーション機能に加えて、映像や光、音、触感といった五感に働きかける様々な空間演出によって高い没入感を実現し、効果的に会議を支援する。「RICOH PRISM」では、空間アプリケーションを切り替えることでアイデア発想やチームビルディング、マインドフルネス、アート体験等が利用でき、目的に応じて最適な体験を提供する。
■LIFORK秋葉原の「RICOH PRISM」で提供する5種のアプリケーション
●HOME(SHIRO)
参加者のデバイスの画面を360度自由に投影することができる。複数の画面を同時に共有して、チームの生産性を高める。
●KABEUCHI(新アプリケーション)
壁一面に展開される3Dキャラクターとの対話(生成AI)を通じて参加者のアイデアを深く掘り下げ、整理する。このインタラクティブな体験を通じて、アイデアはブラッシュアップされ、提案したくなる具体的な形に仕上がる。
●BRAIN WALL
完全自動ファシリテーションに従って、音声で空間に直接アイデアを入力する新感覚ブレインストーミング体験である。演出によって気分も盛り上がり、良質なアイデアが普段より多く創出される。
●PERSONA
没入空間を活用したアイスブレイクを通じて、チームのコミュニケーション能力診断ができる。人と人の会話の相性や考え方のクセをデータで知り、共有することができる。
●REFLECT(近日提供予定)
一期一会の花々と言葉が織りなす幻想的な瞑想体験(マインドフルネス)である。会議の前に、穏やかで豊かな心を育むための時間を提供する。