東芝テック 配送管理パッケージソフト「Logi-Reco V2.0」を発売
東芝テック 2024年5月14日発表
東芝テックは、二次元コードとスマートフォンを用いて配送状況を一元管理するクラウド型パッケージソフト「Logi-Reco V2.0」を6月3日に発売すると、5月14日に発表した。
国内の物流業界ではドライバーの時間外労働に上限規制が設けられることに起因する「2024年問題」に直面しており、業界として配送業務の効率化や誤配送の防止がより一層求められている。東芝テックは、これまで積み重ねてきた物流課題解決のノウハウを活かし、荷物の配送状況を一元管理する「Logi-Reco V2.0」を開発した。
「Logi-Reco V2.0」では、配送する荷物の情報を二次元コードで管理し、それを配送者がスマートフォンで読み取ることで管理者は荷物の配送状況をリアルタイムに追跡できるようになり、配送先の間違いや荷降ろし忘れといったヒューマンエラーを防止する。また、スマートフォン操作によって移動時間や待機時間を記録したり、ドライバーが従来手書きで作成している作業日報記録をデータ化してクラウドで一元管理することも可能である。これにより、ドライバーの業務負担の低減を図る。
■「Logi-Reco V2.0」の特長
(1)コストを抑えた導入が可能
スマートフォン、PC、インターネット環境のみで環境構築できるためコストを抑えた導入が可能である。
専用サーバ機の設置やシステム連携などの作業は不要である。
(2)導入効果をいち早く実感
顧客は二次元コードを発行し荷物を管理するカゴ車に貼付するだけで運用が可能で、配送業務の効率化に寄与する。