キヤノン PCレスでスキャン・データ送信・保存できるネットワークスキャナーを発売
キヤノンマーケティングジャパン/キヤノン電子 2024年5月14日発表
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、キヤノン電子製のドキュメントスキャナー「imageFORMULA(イメージフォーミュラ)」シリーズの新製品として、PCレスでスキャンからデータ送信・保存までの操作が可能なネットワークスキャナー「ScanFront(スキャンフロント)400II」を5月中旬より発売すると、5月14日に発表した。
企業がDXを進める上で紙文書のデジタル化は不可欠なプロセスとなっている。特に金融機関などでは、さまざまな形式の紙文書に加えて免許証など本人確認書類を取り扱うため、誰もが簡単かつ効率的に多種多様な紙文書のデジタル化ができるドキュメントスキャナーが求められている。
新製品「ScanFront 400II」は、PCを使用せずにスキャナー本体のタッチパネル操作のみでスキャンデータをメールで送信できる。また、ファイルサーバーやクラウドサービスへ直接送信して保存することもできる。
定型業務を「ジョブボタン」に登録することで、送信先や保存先を事前にワンボタンに設定できるため、ワンタッチ操作でスキャンから保存までのプロセスを簡単かつ迅速に行うことが可能である。
これにより、スキャンする際の誤送信などオペレーションミスを防ぎ、多様な業務シーンや社内ワークフローなどに合わせたスキャンデータの適切な管理・運用を支援する。
「ScanFront 400II」の希望小売価格は、税別26万円。国内の年間販売計画は700台。
■操作がしやすい10.1インチ大型タッチパネル
大型10.1インチのWSVGAタッチパネルを搭載し、PCレスで直感的な操作が可能である。送信先の設定やスキャンデータのプレビュー表示、プレビュー画面でのページスクロール/回転/拡大などをタッチパネルで簡単に操作できる。
■業務効率を高める高速スキャンと多様な原稿への対応
カラー・モノクロいずれも毎分45枚の高速スキャンを実現している。また、表裏面を同時に読み取る「1パス両面スキャン」や免許証、マイナンバーカードなどの厚く、硬いカードやパスポートのスキャンに対応するなど、多様なビジネス文書の電子化に対応する。
■PCレスで実現する「6つのスキャン機能」
スキャンデータのメール送信や共有フォルダーへの保存、ファクス送信、プリンター出力など、ネットワークを活かしたデータ転送が可能でスムーズな情報共有をサポートする。