Sansan 名刺管理サービス「Eight Team」に名刺の重複をまとめる「名寄せ」機能
Sansan 2024年4月1日発表
Sansanが提供する中小企業向け名刺管理サービス「Eight Team」が「名寄せ」機能の提供を開始したと、4月1日に発表した。
「名寄せ」機能は、同一人物の重複した名刺を自動でまとめる機能である。Eight Team内で共有された重複した名刺情報をSansan社独自のアルゴリズムで自動で判定、最新の名刺情報を検出し1枚の名刺にまとめる。名刺交換相手の最新情報をチーム内で共有することで、メール送信時のミスコミュニケーションを防ぐことが可能となる。
名寄せ機能は、PC版のEight上で共有されている名刺で利用できる。今後、アプリでのリリースも予定している。
ビジネスパーソンの出会いの場がオンラインからオフラインに戻っている。名刺アプリ「Eight」ではオフライン回帰の流れを受け、2023年9月にスマートフォンをかざすだけでデジタル名刺を交換ができる「タッチ名刺交換」機能を提供し、ビジネスパーソンの出会いをサポートしてきた。名刺交換の活性化に伴い、同一人物の名刺がデータベース上に混在し、名刺情報を参照する際に時間を要するといった問題が発生していた。
今回「名寄せ」機能を提供することで、Eight Team内で共有している名刺を人物ごとに名寄せし、最新の情報を参照することが可能になった。同一人物の重複した名刺がまとめて整理されることで「過去の連絡先にメールを送信してしまう」「名刺情報をCSVで出力する際に同一人物の情報が重複して出力されてしまう」といった課題を解決することが可能である。