シャープ A4カラー複合機2機種発売 高速スキャンモデルなどハイエンド機

シャープ 2024年2月21日発表


 シャープは、業界トップクラスのスキャン速度モデルなど、高い省エネ性能を兼ね備えたA4カラー複合機「BP-C533WD/C533WR」の2機種を3月13日に発売する。大規模オフィスからSOHOなどの小規模オフィス、店舗や商業施設の受付まで、幅広いビジネスシーンにおける業務効率化を支援する。当初月産台数は300台。

シャープBP-C533WD
BP-C533WD (オプション装着時)

 上位機種の「BP-C533WD」は、業界トップクラスの両面130面/分の高速スキャンが可能な両面同時読取原稿送り装置を搭載。改正電子帳簿保存法の施行により、紙で授受した領収書や請求書、納品書などの取引関係書類を電子データで保存する頻度が増加する中、スピーディーな書類の電子化をサポートする。
 また、シャープの最新A3複合機で採用しているトナー定着システムを、A4複合機として初搭載。熱と圧力でトナーを紙に定着させるためのユニットの定着効率が向上したことで、すばやいウォームアップを実現し、業界トップクラスのTEC値0.33kWh/週を両機種で達成した。さらに、環境にも配慮し、プラスチック素材を含む梱包材の質量を同社従来機比で約8割削減している。
 操作パネル表面には、同社独自開発の可視光応答型光触媒を配合した抗菌・抗ウイルスフィルムを採用した。セキュリティ面では、Bitdefender社(本社=ルーマニア)のスキャンエンジンを利用したウイルス検知キット(別売オプション)を用意し、安全性も追求している。

■主な特長
(1)業界トップクラスの両面130面/分の高速スキャンが可能な両面同時読取原稿送り装置を搭載「BP-C533WD」
(2)すばやいウォームアップで業界トップクラスのTEC値を達成。プラスチック素材を含む梱包材の質量も従来機比約8割削減し、環境にも配慮
(3)操作パネル表面には同社独自開発の可視光応答型光触媒を配合した抗菌・抗ウイルスフィルムを採用
(4)Bitdefender社のスキャンエンジンを利用したウイルス検知キット(別売オプション)