東芝テック セルフレジおよび会計機のラインナップを拡充 「SS-NEX」シリーズに新モデル
東芝テック 2024年2月6日発表
東芝テックは、食品スーパーマーケットなどの量販店での会計の際、消費者自身で商品の登録から支払いまでを行うセルフレジ、およびカートPOSなどで登録した商品の会計を行うための会計機「SS-NEX」シリーズの新モデルとして、現金決済・キャッシュレス会計ともに対応可能なセルフレジ「SS-N1G」および会計機「SS-N1K」を2月20日より発売する。
なお本モデルは、2月14日から16日に幕張メッセにて開催される「スーパーマーケット・トレードショー2024」および3月12日から15日に東京ビッグサイトにて開催される「リテールテックJAPAN 2024」の東芝テックブースに出展する。
同社は、2022年9月にキャッシュレス会計専用セルフレジ「SS-N1C」を発売した。今回ラインナップを拡充し、現金決済・キャッシュレス会計ともに対応可能なセルフレジ「SS-N1G」(税別220万円)と、カートPOSなどで登録済みの商品を会計するための会計機「SS-N1K」(同174万円)の2機種を発売する。
販売予定数は、「SS-N1G」が年間2,200台、「SS-N1K」が同2,400台。
■「SS-NEX」シリーズ 「SS-N1G」、「SS-N1K」の特長
(1)バーコードスキャンの読み取り精度の向上
従来のスキャナにサブスキャナを追加したことにより、消費者はバーコードを見ながらスキャンすることができ、かざし直す手間がなくなる。利便性と読み取り率を向上することで、消費者のストレスを解消する。
(2)袋詰めスペースの見直し
スキャン後の袋詰めスペースを買い物かご置きに近づけ、従来機種よりも導線が短くなるように改良している。これにより、消費者が商品登録から袋詰めをする作業負担が軽減される。
(3)店舗スタッフの負荷軽減を考慮した専用釣銭機
従来の自動釣銭機「VT-330」シリーズに比べ、釣銭機に収納できる硬貨の枚数を2倍以上増加したことにより、営業中の硬貨補充対応の頻度を減らし、店舗スタッフの負荷を軽減する。