京セラドキュメントソリューションズ コンパクトなA3複合機4機種を発売 セキュアな印刷・スキャンクラウドアプリ搭載

京セラドキュメントソリューションズ 2024年2月5日発表


京セラドキュメントソリューションズ カラーA3複合機「TASKalfa 2470ci+」、モノクロA3複合機「TASKalfa 2520i+」
カラーA3複合機「TASKalfa 2470ci+」  モノクロA3複合機「TASKalfa 2520i+

 京セラドキュメントソリューションズ ジャパンは、カラーA3複合機「TASKalfa 2470ci+シリーズ」2機種と、モノクロA3複合機「TASKalfa 2520i+シリーズ」2機種を、3月上旬より順次発売すると、2月5日に発表した。

 新製品は、クラウドベースの印刷・スキャンアプリケーション「Kyocera Cloud Print and Scan」がプリインストールされているため、導入後すぐに安心して、効率的に印刷やスキャンができるセキュアな環境を提供する。オフィスには、様々な部門・職位の従業員が出入りしているため、情報管理の徹底は非常に重要だが、パソコンから違うフロアーや他部門の複合機を出力先に選択してしまい、印刷物の取り間違えや、放置プリントによる情報漏えいが起こることがある。Kyocera Cloud Print and Scanをインストールすれば、出力する複合機でPINコード(暗証番号)やICカードを使用した個人認証を行い、出力を開始するので取り忘れなどのリスクを軽減する。また、従来機で好評だった360度どこから見てもすっきりした、ラウンドスクエアデザインとコンパクトサイズはそのまま踏襲し、外装色をブラキッシュブルーに変更することで製品イメージの一新を図った。
 カラーA3複合機「TASKalfa 2460ci+/2470ci+」は、出力速度がカラー/モノクロとも24枚/分(A4ヨコ)で、希望小売価格が税別105万円/同116万円。モノクロA3複合機「TASKalfa 2510i+/2520i+」は、出力速度が25枚/分(同)で、希望小売価格が税別67万円/同80万円。

(1)クラウドベースの印刷・スキャンアプリケーション「Kyocera Cloud Print and Scan」をプリインストール
 「Kyocera Cloud Print and Scan」は、印刷物からの情報漏えいを起こさないセキュアな環境を提供するクラウドアプリケーションである。場所やデバイスが変わっても、手間をかけずに効率的に印刷やスキャンができる仕組みを提供する。新製品では、「TASKalfa 2470ci+」と「TASKalfa 2520i+」にクラウドアプリケーションをプリインストールしてある。使用にはライセンス契約など別途申し込みが必要となる。

(2)幅590✕奥行590㎜の省スペース設計でコンパクトデザインを実現
 一般的なサイズのカラーA3複合機「TASKalfa 7054ci」シリーズに比べて約15%の省スペース設計である。また、標準仕様で無線LANに対応しているので、LANケーブルレスでの使用が可能になり、設置場所の自由度が向上する。

(3)セルフメンテナンスが可能なシンプル構造でダウンタイムが短縮
 簡単な紙詰まりの処理、トナー交換、廃トナーボックス交換、ガラス清掃などは、ユーザー自身で行うことが可能である。機器のトラブルから素早く復旧することで、業務のダウンタイムを短縮することができる。

(4)快適な使用環境を遠隔モニタリング(オプション)で提供
 複合機を快適に使ってもらうため、遠隔モニタリングサービスに対応している。エラー表示や、トナーの残量といった複合機の状態を常にモニタリングすることで、顧客の管理業務を削減し、万が一トラブルが起きた際には、速やかな対応を届ける。