東芝テック A3カラー複合機を発売 セキュリティ強化に有効なIPP-PIN印刷に対応
東芝テック 2024年1月26日発表
東芝テックは、「e-STUDIO」シリーズの新モデルとなるA3カラー複合機「e-STUDIO2021AC」(価格 税別88万円)を、2月20日より発売する。
本モデルは、現行の「e-STUDIO」シリーズのコンセプト「Workstyle Renovation」を継承し、複合機の利用シーンをオフィスに限定することなく、多様化するワークスタイルに対応している。「e-STUDIO」シリーズの発売以降、対応するクラウドサービスやアプリケーションとの連携を増やすとともに、「e-STUDIO 2021AC」では新たにセキュリティ強化に有効なIPP-PIN印刷機能や送信FAXに記載する自局名称などの項目を設定する機能を実装した。これにより複合機の安全性・利便性を向上し、業務の効率化に寄与するとともに、顧客のワークスタイルをさらに進化させる。
東芝テックは、これからもオフィスのみならず小売・飲食・物流業の現場など、さまざまな場所を複合機の利用シーンとして想定し、多様化する働き方でも快適に利用できるよう新たな価値を提供していくとしている。
■「e-STUDIO2021AC」の特長
(1)セキュリティ強化に有効なIPP-PIN印刷に対応
従来のIPP印刷にPINを追加し印刷することが可能である。PC側でPINを設定した場合、複合機側で同じPINを入力することで印刷が可能になる。スマートフォン、タブレット端末にも対応しており、他者に見られたくない機密書類などを印刷する際のセキュリティを向上する。
(2)送信FAXに記載する自局名称などの項目の設定が可能
FAX送信時に印刷される自局名称などの記載項目を設定することが可能である。例えば「宛先と自局名称」、「自局番号と自局名称」などの複数の組み合わせから選択できる。これによりFAX送信におけるニーズに対しフレキシブルな対応が可能である。