リコー 高生産性と省スペースを両立 70枚速A3カラー複合機を発売
リコー 2024年1月17日発表
リコーは、高生産性かつコンパクトで、多様なオフィスレイアウトに柔軟に対応するA3フルカラー複合機「RICOH IM C7010」(標準価格 税別329万円)を1月24日に発売すると、1月17日に発表した。
近年、オフィスでの働き方が変わるなか、オフィスにおける印刷環境も変化している。出力機器の集約による印刷環境の最適化が進む一方、印刷機器には大量印刷に対応しつつコンパクトであることが求められている。
新製品は、連続複写速度70枚/分、スリープ復帰11秒、ファーストコピータイムがモノクロ2.9秒/フルカラー4.2秒と、高速出力および大量印刷をサポートする機能を備えている。
さらに、20枚〜60枚/分出力機同等の大きさのコンパクトなデザインで、高速出力機ながら電源1口で利用が可能である。そのため、オフィス環境の変化に合わせた機器集約やレイアウト変更に柔軟に対応し、多様な設置環境で活用できる。くわえて、名刺や領収書など小サイズ原稿の1パス両面ADF(両面自動読み取り)での読み取りに対応しており、顧客の業務を効率化し、DXに貢献する。
なお本製品は、世界基準に準拠した最新のセキュリティー機能を搭載するほか、本体樹脂総重量の約50%(重量比)に再生プラスチックの使用や低融点トナーの採用など、サステナビリティにも貢献する。
■「RICOH IM C7010」の主な特徴
(1)業務の生産性を向上する高速出力
連続複写速度フルカラー・モノクロともに70枚/分と高い生産性を実現。
スリープ復帰は11秒、ファーストコピータイムはモノクロ2.9秒/フルカラー4.2秒と使いたいときに素早く使用でき、1枚目から待たせず、高速出力が可能。
「3000枚中綴じフィニッシャーSR3350」および「3000枚フィニッシャーSR3340」が針なしの10枚綴じに対応。学校や医療現場など安全性が求められる現場でも安心して使用可能。
(2)高生産性と両立する柔軟な設置性
幅587×奥行724×高さ963mmとコンパクトでオフィスレイアウトに柔軟に対応。
高生産性ながら、100V電源1口で設置可能。
胴内に装着できるインナーフィニッシャー、インナー紙折りオプションに対応。省スペースで紙折りが可能で、請求書やチラシを出力した後の封筒への封入作業まで効率化。
(3)DXとサステナビリティ両面で顧客に貢献
1パス両面ADF(両面自動読み取り)が多彩な用紙厚・用紙サイズに対応。
本体樹脂総重量の約50%に再生プラスチックの使用や、従来のトナーに比べ定着温度を12℃下げる低融点トナーを採用。循環型社会および脱炭素社会の実現に貢献。